優れたリーダーはみな小心者である。
荒川 詔四
ダイヤモンド社
2017/09 288p 1,500円(税別)
【目次】
1.「小心な楽観主義者」が最強である
2.「臆病者」しか生き残れない
3.「心配性」だから強くなる
4.「組織の力学」に敏感であれ
5.すべては「理想」から始まる
【要旨】
ブリヂストンといえば、フランスのミシュランなどを上回る世界最大のタイヤメーカーであり、日本を代表するグローバル企業の一つである。同社でCEO、会長を歴任し、リーマンショックを乗り越え、創業以来最大規模の組織改革を推し進めるなど「超強気の経営」で知られたのが本書の著者、荒川詔四氏だ。だが、その「超強気」な豪腕ぶりとは裏腹に、本人は自分を、元来引っ込み思案で繊細な性格と語る。そして本書では、他の優れた実績を残した企業トップやリーダーたちには同様に、繊細で「小心者」と見なされる内向性があることが多いと指摘。繊細であるがゆえに慎重に状況を見きわめ、事前に時間をかけて熟考している。それが、いざというときの大胆な「決断」に結びつくというのだ。また、傲慢さがないことで、現場の共感と信頼を得やすい。本書では、「小心さ」「繊細さ」を武器にリーダーシップを発揮し結果を出すための25の鉄則を、自らの経験などを元に明らかにしている。
総合ダウンロードランキング
(集計期間:2024-04-15~2024-04-21)
コンテンツ提供元
『書籍サマリー資料ダウンロード』に掲載されている書籍サマリー及び書籍ダイジェストは株式会社情報工場より提供されております。