『スマホが神になる』
-宗教を圧倒する「情報革命」の力

島田 裕巳 著
KADOKAWA(角川新書)
2016/10 216p 800円(税別)

【目次】
1.スマホの「人を動かす」力が宗教界を揺るがす
2.神に代わりつつあるグーグル
3.スマホが神から時間を奪う
4.スマホが与える「全能感」
5.自撮りはあなたを世界の英雄にする
6.スマホが人を救う
7.「新渡戸さん、スマホがあるじゃないですか」
8.決して沈黙しないスマホという神

【要旨】

 総務省の 「平成27 年通信利用動向調査」によると、2015年末時点での日本全国のスマートフォン (スマホ)普及率は53.1%で、初めて5割を超えた。二人に一人がスマホを持つ時代になったのである。スマホは従来の携帯電話よりも格段に機能が豊富であり、今や人々の生活に欠かせないものになりつつある。本書では、スマホを使ったゲーム 「ポケモンGO」の世界的ヒットに象徴されるスマホブームと宗教との関連性を探っている。スマホの普及と宗教の衰退に相関関係があり、スマホが民衆にとって宗教を代替する役割を果たしているのではないか、というのが著者の仮説だ。本書では、それを多角的に検証している。著者は放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任した宗教学者。『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)等多数の著書がある。

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