『通勤の社会史』
-毎日5億人が通勤する理由

イアン・ゲートリー 著
黒川 由美 訳
太田出版
2016/04 352p 2,600円(税別)
原書:RUSH HOUR(2014)

【目次】
 序.誰もいない土地(ノーマンズ・ランド)を抜けて
 1.通勤の誕生と成長、そして勝利
 2.粛々と通勤する人々
 3.顔を合わせる時間

【要旨】

世界中の多くの社会人が月曜から金曜までの毎日、ほぼ決まった時間に行っているのが 通勤」である。一定の時間を割かれるとともに、手段とタイミングが合わなければ混雑に見舞われ、体力を消耗する。そんな、必要悪とも見なされがちな通勤だが、働き手を職場まで移動させる以外に、どんな意義が見出せるのか。本書では、19世紀に英国の鉄道ブームで始まった 通勤」の現在・過去・未来を論じながら、都市化やライフスタイルの変化、職業選択自由の獲得など、 通勤」が私たちにもたらしたさまざまな影響を分析している。さらに、 通勤大国」日本をはじめとする各国の事情、ストレス源になるか否か、駅員や車掌、運転手の心理、将来通勤は必要なくなるかなど、ありとあらゆる角度から 通勤」に迫っている。著者は、金融関係の仕事の経験をもつ英国人ジャーナリスト、ライター。

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