21世紀の資本

トマ・ピケティ 著
山形 浩生/守岡 桜/森本 正史 訳


みすず書房
728p 5,500円(税別)
原書:LE CAPITAL AU XXIe SIECLE(2013)

1.所得と資本
2.資本/所得比率の動学
3.格差の構造
4.21世紀の資本規制

【要旨】

r>g:資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、
資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す。

欧米や日本など多くの先進国が「格差」の問題に直面しています。1971年生まれの若きフランス人経済学者が、格差を生む不等式「r>g」を200年間の先進国における富の分配の変遷から割り出すとともに「国際協力による累進資本税」という解決策を提言します。

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